特徴等 |
兵庫 (神戸) 居留地十五番に建つこの建物は、明治14年(1881)頃の建造と推定されており、アメリカ領事館などとして使用されてきた。昭和41年(1966)から(株)ノザワの本社事務所として使用されたが、平成7年(1995)に発生した阪神・淡路大震災により全壊、平成10年(1998)に建設当初の姿に復原された。建物は2階建、木骨煉瓦造、桟瓦葺で、正面2階をヴェランダとして両端にペジメントをつけ、石造風の外観意匠になっている。旧神戸居留地に現存する唯一の商館建築で、現在はレストランとして使用されている。 この建物は、(株)ノザワが本社事務所として使用していた昭和40年代に、筆者が仕事で何回も訪れた場所である。先日35年ぶりくらいに再訪したが、当時一緒に仕事をした先輩Sさんとは今はもう会えない。 参考資料:現地の説明板/株式会社ノザワHP 2009-3-31 |
番号・名称 | 年 代 | 構造等 | |
016 旧神戸居留地 十五番館 |
明治14年(1881)頃 | 木骨煉瓦造、二階建、桟瓦葺、建築面積175㎡ |
兵庫県の重要文化財建造物 2018-2-1 現在 |